The Whoのライブに行ってきた!

 70年代ロック、モッズの象徴ともいえるThe Whoの初来日ライブに行ってきた。
 全盛期に一度も来日しなかったバンド。
そんなバンドがようやく来日すると言われれば、いくら歳をとっていたとしても行かないわけにはいかない。
ドラムのキース・ムーン、ベースのジョン・エントウィッスルがもうこの世にはいなくたって観に行かない理由にはならない。(僕がエレキベースを始めたきっかけを作ったジョン・エントウィッスルがいかに素晴らしいプレイヤーだったかについて書くと終わりが見えないのと涙が止まらなくなってしまうので省略しよう)
 とはいえ、二人の天才を失ってしまったThe Who
あの頃のパフォーマンスは絶対に期待できない。
The Who」という一つの歴史をこの目に刻むことだけでもできれば良い、なんて思いながらライブに行ったのである・・・


 行って良かった!!


 歳なんて関係ない。彼らのパワーとパフォーマンスはすごかった!
ジョン・エントウィッスルの名曲"Heaven And Hell"こそ聴けなかったが”I Can't Explain”から始まった2時間。
あんなに大きなステージが小さく思えてしまうくらいの迫力があった。
 音楽の形態がロックだのなんだのではない、音楽を通じてリスナーの心に突き刺さってくるものがロックなのだと感じた。
今回のライブは間違いなく僕の心にロックの精神が突き刺さったと言えよう。
 (・・・70年代に青春を謳歌したかったなぁ)

僕が高校三年間毎日のように聞き続けたCD↓
Live at Leeds -Deluxe Edition

Live at Leeds -Deluxe Edition