ナメられてるねぇ・・・。

日本のお話です。


国民主権という言葉があります。
簡単に言えば、主権が国民にあるってことです。
わかりやすく言えば国民で国家を作っていきましょう、維持していきましょう、という意味です。


それを純粋に貫くと、国の動きは国民全員で決めていくことになります。
でもそれでは国民は自分たちの生活に一生懸命なので、政治のために使う時間が足りません。したがって国家破綻につながります。
だから「アタマノヨイ」専門家に代表して国を動かしてもらいます。
それが国会です。
そして国会は自分に投票してくれた国民の代表というわけではなく、全体の・・・・


おお、話がズレていく!
そう、ここで大事なのは「国民は忙しくて政治について考える時間がない」というところ。
ここで僕は国民主権という考え方に疑問を抱く。矛盾してない?
じゃあみんなが政治について考える社会なんてあるの?
つまらないと思ったら考えないでしょ。他にやらなきゃいけないことがあったら考えないでしょ。
政治に無関心な国民って、正常なことじゃないだろうか。


その正常な人たちが忙しい合間をぬって片手間に選んだのが国会議員です。
国民の代表者?片手間に選ばれただけの凡人、クラスの学級委員と変わらないのです。


そんな人たちが行政機関と戦えるわけがない。
行政の言いなりです。
行政がミスをします。
大臣が責任を押し付けられます。
でも大臣はだいたいいつも国会議員(片手間云々・・・)なので「なんで自分が謝らなくちゃいけないのさ!」って気分。
その結果、桝添さんや太田さんのような態度や発言になります。


でもノープロブレム、国民はあっという間に忘れてしまうのですから。
最近も「居酒屋タクシー計画」によって国民は年金問題のことを忘れたしね。
今回だって、僕たちにはどうすることもできないにもかかわらず総裁選を盛り上げて、でマスコミを独占していつの間にか自民党がずっと与党でやっていく、みたいな雰囲気作っちゃったし。


日々忙しく生活している国民がこうやってナメられているのは許せない。
なので最近は、政治関係のニュースはプロレス中継を見ている気分で鑑賞しています。
そうすると結構おもしろいよ、白熱してて。