広島高裁死刑判決についてちょっと考えてみた。

とりあえずスッキリした。
少なくともこの判決において、正義を語るのはちょっと違う気がする。

そもそも刑罰自体が人権を著しく侵害する行為であって、それは簡単に正当化できるものではない。
言ってみれば死刑もどころか懲役刑、罰金刑だって違法臭いんだぞ。
それを正当化するモノが「社会秩序の維持」である。
つまり、ロック、ルソーの社会契約的国家概念を引き継いでいる現代社会においての責務は、国民に社会で快適に生活する権利を保障することなのであるから、社会の秩序を維持するためには、それを乱そう、崩壊させようとするものを是正、排除することもやむを得ないということである。

そして社会秩序の維持と正義は同義ではないと考える。
だから本村さんの考え方も正しいとは思わないし、だからと言って判決が不当だとも思わない。
だって結局人殺しを殺して裁くんだもん。

いや、本村さん自体は否定できないけどね。
そういう事を全力でする権利があると思うしね。

まぁいいや、お酒入ってるし。続きはまたいずれ書こう。と思う。