滝本晃司のライブに行ってきた

昨日、滝本晃司「たま」のベースの人)のライブへ行ってきた。
知っている曲といえば、たま時代のものくらいしかなかったが、思えば私の幼少時代の音楽観はクラシックと彼のメロディーで培われたといっても過言ではない。
初めて聴くにもかかわらず、これほどまでにシックリ身体に落ち着く音楽はないだろう。


確かに演奏に特別なテクニックがあるわけでもなく、歌が上手いわけでもない。
しかし、彼の紡ぎ出すメロディー、和音、曲の進行は恐ろしいほどに心に響いてくる。
メロディー自体が詞を含んでいるようなイメージである。
そして、なんといっても彼の声。
複雑さを持ちながら澄みきっている声。
彼の声は耳で感じ取っているような気がしない。
ヒトの内部に直接語りかけて来る、そしてそれを単に脳が「音」として認識しようとしているだけ、まったくそう思えてくるのである。


何故今まで彼の音楽から遠ざかっていたのだろうか。
これから滝本晃司のCDを買い漁る日々である。


興味のある方はココへ↓
http://www.officek.jp/3g/