絶対可憐!だから負けない!

こんな数式を見た。(a2、b2はともに〜の二乗を表す)
     a=b
     a2=ab
   a2-b2=ab-b2
(a+b)(a-b)=b(a-b)
    a+b=b
     2b=b
     2=1

明らかに矛盾してる。
だからこれはどこかに矛盾点があるに違いない。
僕なりに考えてみた。






これって4段目に矛盾点があるような気がする。
(a-b)はこの場合0(ゼロ)のこと。
これを取り除くのは反則だろう。
言ってみれば
8×0=4×0
  8=4
ってことでしょ?
そもそも8×0と4×0はイコールなの?(こっから思い切り文系になるつもり)


a×bとは「aがb個あること」って教わった。
ってことは「8が0個ある」のと「4が0個ある」のって違うじゃん。
たしかに結果をは違うかもしれない。
しかしそれは「0」が不存在を表すという特殊性からである。
「ある」と「ない」は対義語であって対極に位置していない。
「ある」は多種多様で「ない」は一つ。
そう、「ない」は絶対なのだ。
「8×0」と「4×0」は結果的には「ない」、つまりたった一つの絶対である。
(しかし、それはもはや概念ではない。というかなにも語れない。概念としては「ある」のである。「ある」とすれば、この二つは全く異なったモノである。これがトリック、というか見せかけ。「ナイモノ」を「あるもの」でしか表現できないゆえに生まれる騙し絵)


無から有は生まれない。
4段目で「0」を作った時点でそれはすでに終わっている。
だってなくなってしまったのだから・・・。
でも数式として「ある」から進めてしまえる。
でもそれはホントは「ナイモノ」。虚。残像でしかない。
だから矛盾するのだ。


ここで本題!!
「絶対可憐 だから負けない♪」
これって深いよね〜。
一見「可憐と負けないってどうつながってるの?」なんて、また「負けないって何に?」なんてつっこみたくなる。
でもそれは違う。
重要なのは「可憐」じゃなくて「絶対」の部分。
「絶対」というのは「相対」の対義語。
つまり比べられないのだ。
比べられないのだから負けない。
何に負けないか?そんなことはどうでもいい、だって「何」という存在自体がないのだから「絶対」という概念には。


これが言いたかったんだ。