聖火リレー

本日、日本において聖火リレーが実施。


どう考えても筋違いだろ。
この抗議活動、と呼ぶのもなんだかバカバカしいが、が人々の心になにか訴えかけるとは思えない。
それどころか、チベットについての問題が軽薄化して、現実から乖離していくようにも思える。
テレビを見てて感じるのは、聖火ランナーに対して飛び込んでいくという新しいお祭にしか見えないもの。


何がしたいのか不可解。


常日ごろ中国に対して鬱屈していた感情を今がチャンスとばかりに爆発させているようにも見えて滑稽。
憎いヤツのハトコの友達の家の前にゴミを散らかして置くような、そんな印象である。


あと、オリンピックと政治問題は別だ、というような意見もあるが、オリンピックが国際的影響力を持つ以上、別問題と切り捨てるのはよろしくない。
実際オリンピックが政治と直結したことだってあるのだから。
そうではなくて、この「抗議活動」自体がオリンピックとも、政治問題ともズレたところに位置しているのだから否定するべきなのである。
政治云々と議論する以前の問題だろう。
無駄、である。